RESEARCH

金多・西野 研究室 研究テーマ

 

  • 建築生産システムに関する国際研究

建築生産システムに関わる主体や社会の制度は各国で異なる様相を呈しています。本研究室では海外での施工現場の調査や各国の研究者を招いての国際会議によって常に国際的な交流を行っています。

 

  • 発注・契約方式に関する研究

建設市場が国際化していく中で、 各国では設計施工分離発注方式(Design-Bid-Build)や設計施工一括発注方式(Design-Build)以外にも、それらの中間的な性質を持つ発注方式が生まれています。 これらについて、日本を始め中国、台湾、韓国、星国、英国、米国の30年間の動向や実態を調査し契約方式のあり方や品質確保のしくみについて研究を行っています。

  • BIMの活用戦略に関する研究

情報モデリング技術によって建築生産プロセスは大きく変革することが期待されています。しかし、日本でのBIM(Building Information Management)の活用には、設計図書の相互調整に関わる権限と責任の問題、投資費用対効果の問題など、いくつかの阻害要因が残っています。本研究室では、シンガポールや米国などと日本の建築生産システムの差異に着目しながら、阻害要因を分析し、解決方法を提案していきます。

  • PFI に関する研究

PFI( Private Finance Initiative )とは、公共施設等の設計や建設、維持管理及び運営において、民間の資金とノウハウを活用し公共サービスの提供を民間主導で行うことで、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図るという考え方です。本研究室では、建設プロジェクトにおける官民連携手法の特徴とそのメリット・デメリットについて明らかにし、日本の官民連携手法を活用した公共事業への関り方について今後の展望を示すことを目的とした研究を行なっています。


研究室スケジュール(2024)

4月 前期開始 学部生ゼミ決定 新入生歓迎会
7月 前期終了 前期終了コンパ 建築生産シンポジウム
8月 日本建築学会大会
9月 後期開始

国際会議

12月 オープンゼミ&忘年会
1月 新年会
2月 卒業論文、修士論文提出 卒論、修論公聴会 後期終了
3月 追い出しコンパ